ケンプトンパーク競馬場はイギリス・ロンドン近郊にある競馬場です。


★★行き方★★

ケンプトンパーク競馬場は電車(汽車?)で行きました。
ロンドンの駅のひとつ「Waterloo(ウォータールー)駅」から方向的には南西へ行ったところにあります。(Waterlooはロンドンの南側です。地下鉄のマップなどをご参照ください)

切符の販売機

切符
切符は同駅から往復で9ポンドでした(2001年6月現在)。店長は間違えて普通の往復切符を買ったのですが、当日の往復なので本当は「Cheap Day Return」を買えばもっと安いはずです。
切符は
自動販売機でも買えますし、窓口でも買えます。電車で帰ってくるなら往復を買っておいたほうがいいでしょう。
乗り換え無しでケンプトンパークへ行くには「Shepperton」行きの電車に乗ります(乗り換えの場合はこの限りではありません)。
大きな駅なのでホームがたくさんあって、果たしてどの電車がケンプトンパークに行くか少々分かりづらいのですが、新しい液晶の案内板があったのでそれを見てどのホームから列車が発車するか確認して乗りましょう。イギリスの電車は出発の10分前くらいまでどのホームから出発するか決まらないことが結構あって、ホームが案内されるとお客さんは一斉に移動するというあまり効率的でない仕組みです。お客さんはみんな案内板のところで表示板を見つめつづけています。競馬新聞を持っている人を見つけてその人の動向を見ていてもいいかもしれません。

行き先案内
(下から3個目がケンプトンパーク)

時刻表(13番)

ケンプトンパーク駅
あらかじめネットで調べてから行くのもいいでしょう。駅であらかじめ時刻表などをもらっておくのもいいと思います。
電車に乗ると約40分
「Kempton Park駅」につきます。Fulwellという駅の次です。ケンプトンパーク駅は競馬開催日のみ開いているようです。駅から競馬場へは決して迷いません。なぜなら駅のホームを出たところがすでに競馬場の駐車場だからです。他に行きようもないので駅にさえ着いてしまえばもう安心です。駐車場の端を歩いていくと入り口があります。駅に近い方がプレミアエンクロージャー(Premiar Enclosure)です。
駅から競馬場を見たところ
★住所★
Kempton Park Racecourse
Sunbury-on-Thames TW16 5AQ


★★賭け方★★

<イギリス共通の買い方>
Win:単勝
Place:複勝(4頭から7頭の場合1か2着、8頭以上の場合1から3着が当たり)
Each-Way:WinとPlaceの両方に賭ける賭け方です。「5ポンドEach-Way」というと5ポンドずつという意味のようで、合計10ポンドになりますから注意。

*WinとEach-Wayについては窓口でもBookmaker(ブックメーカー)からでも買えます。窓口はWinとPlaceは2ポンドから、Each-wayは1ポンドから買えるらしいです。
ブックメーカーだと、私が見た限りではだいたいどこでも最低5ポンドから賭けられるようです。(ブックメーカーはWinかWach-wayのみ売っているようです)

Exacta:連勝単式
Trifecta:3連単(1・2・3着に入る馬を順番通り当てる、8頭以上の場合に賭けられます)

他にもPlacepot/QuadpotとかJackpot、Multibetやscoop6などがあります。

Exacta以下はマークカードがあって、それを塗って窓口に出せば簡単です。(日本人なら慣れてますよね)
マークカードを使えば、言葉なんかわからなくても思い通りの馬券が手っ取り早く買えます。特に組み合わせを複雑にした場合は口頭よりも確実ですね。
  
マークカードの使い方
買い方としては、窓口で買う場合もブックメーカーから買う場合も言う事は同じです。
「レース番号」「金額」「種類」「馬番号」の順で言います。
例えば「1レースで2ポンドのWin、3番を買う場合、「レースワン・2ポンド・ウィン・スリー」といえば通じます。
ブックメーカーの馬券は、窓口と同じようにコンピュータ打ち出しのものと、連番が書かれたものの2種類があるようです。コンピュータ打ち出しのものは買った番号が書いてあったりするので問題なく確認できると思いますが、連番しか書いていないものは間違うといけないので、ブックメーカーが復唱した番号をちゃんと聞いて間違いないか確認しましょう。
窓口でも同じ物がもちろん買えてしまいますが、ブックメーカーから買ってみるのも珍しいことなので貴重な体験かもしれませんね。
  
手書き版(左)と機械打ち版(右)


★★観戦記(店長の情報)★★
2001年6月6日の観戦記

ケンプトンパーク競馬場はロンドン近郊にある競馬場です。きちんとした身なりのお客さんが多くて(他がきちんとしてない訳ではないですが)、久々にイギリス競馬に帰ってきたなぁという印象でした。
私、店長は2001年6月6日の参戦でした。特に大きなレースがあったわけではありません。このシーズンはケンプトンパークは毎週水曜日が開催日になっているようです。(「毎週水曜日は競馬!」みたいな看板がありました)
ここは右回りのフラットレース(普通のレース)が行われています。今日は夜の18時が第1レースで全部で6レースの開催でした。6ハロンまでのレースは直線コースがあって、ゴール板が通常のゴールのさらにスタンドから見てうしろ側にあります。
下の写真も18時以降くらいにとっているのですがまだまだ夕方の明るさです。これはフランスもそうだったのですがこちらは特に日が長い感じです。


ゴール前

口蹄疫関連の看板

全景
競馬場の観戦場所は2つに分けられてるようです。Premier EnclosureとGrandstand Enclosureの2ヶ所です。価格はプレミアで15ポンドでした。イギリスの競馬場は比較的入場料が高いです。個人的にはそのくらい払う価値はあるとは思ってますが・・・。
入り口には口蹄疫に関する案内の看板がありました。口蹄疫の拡散防止のために濡れたマットが入り口に引いてあってその協力依頼などの説明が書いてありました。深刻な状態からは脱していたようですが、まだまだ苦労は続いているなという印象を受けました。
 入場口       入場券
プレミアの入場券のドレスコードは「Smart Casual」と書いてあります。店長はシャツにジーンズで行ったのですが、特にとがめられることもなく入れました。ただ、お客さんはスーツにネクタイみたいな人も結構いました。もうちょっといい格好して行ってもよかったかもしれません。プレミア入場券を買うとスタンドの上の方(席ではありませんが)とゴール前に入ることが出来ます。建物の中はもちろん空調完備で、きれいなレストランなどもあります。シャンペンなども売っていてお客さんたちは仲間たちとシャンペンを飲みながら談笑してました。この辺はイギリスらしいかな?と言った感じです。競馬に対する基本的な姿勢がちょっと日本とは違う感じですね。
店長はといえば、そんなレストランやシャンペンには目もくれず、スタンド下の庶民的な店でフィッシュアンドチップスとかを食べてました。なんだかそういうものの方が好きなんです。たまにはシャンペンなどもいいような気もしますが、いつかたくさん当たったときには飲みたいと思います(笑)。

ブックメーカーがいっぱい

スタンド
馬券の方は、1レースの前にPLACEPOT(6レースの複勝を当てるもの)を買わないといけないと思い大慌てで予想をしました。で、時間があんまりなくなってしまいExactaを適当に3点買い。するとなんともあっさりと当たり(でもなぜかPLACEPOTはこの段階でもうハズレ(笑))。
昨日までのフランス競馬での苦戦が嘘のよう。やっぱりイギリスはいいなぁーなどとちょっとご機嫌で2レースへ。6頭立てなので絞ってExactaを何点か買うもハズレ。まあまだ浮いてるからいいやと思っているうちに3・4レースとハズレ。おっとまたいつもの調子に戻ったか・・・と思いながらもこの時間に肝心のお仕事(グッズ探し)をしていると、イギリス競馬の年間指定席購入者がもらえる年間バッジ(これをつければ席に入れる)の昨年までのものが売られてました。なんだかとっても心ひかれて何点か仕入れることにしました。(お店にあります)
などしているうちに5レースはスキップ(大きくないとはいえこれがメインレースだったような気が・・・)。ちょっと荒れ気味の結果でした。
最終の6レースはちょっと人気をずらして買うもさらに人気薄がきてハズレ。全部で6レースだと、始まったと思うとあっという間に終わる感じです(レースは30分間隔)。まあメリハリがあっていいのかもしれませんし、これで12レースもあったらいくら使ってしまうのかちょっと考えてしまいますしね(笑)。

結果的には、今までのように全敗はまぬがれたものの最初の1レースが当たっただけで、今までと大して変わらない成績でしたが、まあ連敗も止まったしいいか・・・ということで前向きに考えて帰路につきました。

馬券売り場
パドック 本場馬への通路 結婚式もできるらしいです

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