クランジ競馬場はシンガポールにある競馬場です。
ワールドシリーズのひとつ、シンガポール航空国際カップなどのレースが行われます。

★★行き方★★

クランジ競馬場はシンガポールのダウンタウンから電車で行けます。地下鉄のの線の「Kranji(クランジ)」という駅まで行くと競馬場は目の前です。駅から競馬場はすぐ目の前に見えますので間違えることはないと思います。
ちなみに店長が乗ったサマーセット(Somerset)という駅からは、Jurong East行きに乗って約30分、料金は1.80ドルでした。券売機はコインしか使えませんでした。札しかなかった時には駅の窓口で両替出来ました。

参考までに、空港から市内までは、飛行機の時間が深夜・早朝だったため、行きも帰りもタクシーを使いました。行きはエアポートシャトルという乗合タクシーのようなものだったのですが、25ドルでした。運転手が「タクシーだったら35ドルくらいかかる」とか言ってましたが、帰りはホテル近くからタクシーで空港に向かったところ、なんと18ドルで着きました。予備知識がないと値段などは「そんなものかなぁ?」と納得せざるを得ないのですが、帰りのタクシーの値段を聞いてちょっと驚きでした。まあそんなにボラレた訳でもないのですが「日本人なんてちょろい」とか思われたかと思うとちょっとやな感じでした(笑)。皆様、そういう輩にはくれぐれも注意しましょう。

券売機

MRTのマーク


ホーム

駅看板と電車


駅からスタンドが見えます
★地図★


★★賭け方★★

競馬場で案内を貰いました。そこに書いてあるとおりを日本語にしてこちらに書いておきます。
種類 賭け方
Win 1着を当てる(単勝と同じ)
掛け金5ドル単位
Place 1〜3着に入る1頭を当てる(複勝と同じ)
掛け金5ドル単位
Forecast 1・2着の2頭を当てる(着順問わず) (日本の馬番連勝と同じ)
掛け金2ドル単位
Tierce 1・2・3着を着順どおり当てる(アメリカのTrifectaと同じ)
掛け金2ドル単位
Quartet 1・2・3・4着を着順どおり当てる(アメリカのSuperfectaと同じ)
掛け金2ドル単位
Double 指定された連続する2レースの1着を当てる。(アメリカのDaily Doubleと同じ)
掛け金2ドル単位
買い方としては、マークカードを使用します。
マークカードはWin・Place用とForecast・Tierce・Quartet・Double用に分かれていて、賭ける種類に応じて選びます。
詳細は以下に書いておきます。注意する点は、掛け金が金額ではなく口数の単位になっています。WinとPlaceは1口5ドル、他は2ドルです。単勝5ドルと思って「5」をマークすると、5口で25ドル賭けることになります。
払い戻しは馬券購入と同じ窓口で出来ます。現金を戻してもらうことも可能ですし、次に買う馬券のお金としても使えます。ちなみに払い戻した後の馬券は、払い戻しを受けた後、配当が印刷されたものを返却してくれます。収支管理には最適です(笑)。

Forecast・Tierce・Quartet・Double用の見本


↓上のマークカードで買うと以下の馬券になります↓

   


★★観戦記(店長の情報)★★
2002年5月11日の観戦記

クランジ競馬場はシンガポールのダウンタウンから北西の方向にある競馬場です。
この日は、ワールドシリーズの第3戦にあたる、シンガポール航空国際カップ(Singapore Airlines International Cup INT-GI 2,000m)が行われる日で、今回はその日の為のみの出張でした。
シンガポールは年間通してとても暑いところで、この日の競馬は夕方5時が第1レースでした。最終は9レースで9時45分の発走でした。日差しのあるうちはとにかくめちゃめちゃ暑く、夜になってもまだまだ暑いところでした(特に湿度が高い)。

入場口

席からの風景
この日は香港の競馬ショップ「Turf Land」の方たちと一緒に観戦しました。店長は情報収集のために電車で行きましたが、彼らはバス(ツアーの貸切)で行ったそうです。店長よりも早く到着していて、店長が午後3時過ぎに着いた時にはもう席を取ってくれていました。大変ありがたい限りです。
競馬場入り口にある券売機で入場券を買って入場しますが、Upper(上のスタンド・7ドル)とLower(下の席・3ドル)の2つの席があります。上の席は屋内で空調が効いています。もちろん空調が入っているUpper Grandstand席に入りました。取ってもらっていた席は自由席でしたが、場所はほぼゴール板前という大変いい位置の席でした。
入場口で入場券を通し、さらにUpperに入るときにまたその入場券(写真→)を通して自動改札のようなところを通って席に入ります。パドックなど外へ出た場合、再入場時にまた入場券を通さないといけませんのでなくさないように気をつけましょう。
スタンドの中は大変きれいで、さすがに町並みもきれいなシンガポールといった感じでした。中は禁煙で煙草は外で吸うようになっていました。

入場券

全景(競馬が始まる前の昼間の写真です)

スタンド・立派で大きくとてもきれいです
さて、この日は全部で9レース。4レースがシンガポールのGIIクランジマイル、7レースがシンガポールエアラインクリスフライヤースプリント、8レースがメインのシンガポールエアラインインターナショナルカップでした。日本からは武豊騎手も騎乗のため来場していました。6レースのオープン戦と7レースに日本から参戦のエアトゥーレ、8レースではゴドルフィンのアトランティスプリンスに騎乗予定がありました。
まずは1レースの3歳戦、よくわからないので適当に3頭買うも全く別の馬がきてハズレ。続く2レースもパドックを見て3頭買うもまたまたハズレ(1頭は絡みました)。続く3レースも2レースと同様に買うと、同じく1頭絡むもハズレ。なんだかいつものやばい雰囲気に…(笑)。

馬券売り場・ここもきれい

パドック
4レースはクランジマイル。各馬の戦績を見てもよくわからないのでまたまたパドックに行って3頭決めると、今度は1・3着と惜しい結果。ちょっとかみ合ってきたかもと気を取り直しながら5レースはパドックで選んだ2頭にプログラムのセレクションの2頭をたして4頭のBOX(弱気だ…)。するとゴール前では2着以下の馬がかなりの混戦。写真判定を待ったところ、人気サイドながら本日初の当たり!逆パーフェクトだけはまぬがれてちょっと安心しました。さらにTierceが1・2・4着というかなり惜しい結果。調子が出てきたかも。しかし続く6レースはハズレ。
さてさて次の7レースはクリスフライヤースプリント(Singapore Airlines KrisFlyer Sprint)。人気は今回芝レースながら、前走ドバイゴールデンシャヒーンを勝ったコーラーワン。他にも地元で5連勝のブリーズブレス、香港からのチャーミングシティーなど、さらに日本から参戦のエアトゥーレも出走しました。香港からの方たちは関係者が入るようないい席に入っている人もいて、そのバッジがあるとパドックの関係者席に入れるので、ちょっとずるをしてみんなでその席に入ってパドックを見ました。香港からの方たちは、香港から参戦したチャーミングシティーファイアーボルトの勝負服柄の小旗を持ってきていて、みんなで応援してました。結構テレビやプレスのカメラが撮っていて、店長も一緒に旗を振ってたので写ったかもしれません(非国民ですいません(笑))。でも馬券的にはエアトゥーレのPlaceも買って観戦してました。連勝馬券はコーラーワンからチャーミングシティーなどを中心に買っていたのですがコーラーワンは直線でもいいところなく惨敗。チャーミングシティーもだめでした。結果はオーストラリアからのノースボーイが勝ち、2着は地元リーディングのセイミー(Saimee)騎手のスパーブエフェクト、3着にはなんと日本からのエアトゥーレが入りました。馬券的には1・2着とも買ってなくダメでしたが、唯一エアトゥーレのPlaceが当たりました。そんなにたくさん買ってたわけではないのですが、当たったのと引き続き日本馬が海外で頑張ってくれたのでとってもうれしい当たりとなりました。
馬券を払い戻すと、配当が印刷された馬券を返してくれました。これはいい記念になるし収支計算上もわかりやすくとってもいいシステムです。馬券は大事にとっておきたいと思います。

コーラーワン(Caller One)


エアトゥーレと武騎手・森調教師(右側)


グランデラ(上・通路内、下・ウイナーズサークル)
そして次はメインのシンガポール航空国際C(Singapore Airlines International Cup)。日本からエアシャカールが出走を予定していましたが事前に回避してしまいちょっと残念でした。さらに当日は、前走ドバイデューティーフリーを勝った人気の1頭テルアテル(Terre a Terre)が出走取り消ししてしまいまたまた残念でしたが、店長が注目しているグランデラが人気となっていました。レースは期待通り、グランデラがいいレースを見せて勝ちました。結果論かもしれませんがここでは格上だったということでしょう。2着はパオリニ。3着は最近またまた活躍(お騒がせ?)の香港のインディジェナスでした。馬券的には人気のグランデラは買っていたのですが、オッズが低いのでForecastは香港のホークアイとの1点だったので残念ながらハズレでした。攻めの馬券としては悪くはなかったとは思ってるのですが…。パオリニですか…まあ勝負した馬券ですから仕方ないでしょう。武豊騎手のアトランティスプリンスは、直線に向いたところで一瞬来たかと思いましたが、結果的にはそこまでで、それ以上の見せ場はありませんでした。
最後の9レースはハズし、結局この日は2つしか当たりませんでした。300ドルくらい(2万円ちょっと)負けてしまい、馬券的には相変わらず良くありませんでしたが、さすがに大レースの雰囲気もあって満足な1日でした。帰りは駅で切符を買うのに長い列が出来ていて時間がかかってしまいましたが、電車自体は混んでいない方面行きの電車でしたので座って帰れました。
今回は香港の人たちの応援にちょっと感心しました。今度店長が海外競馬観戦に行ったら、彼らの真似をして日本の馬の勝負服の旗でも持っていって応援しようかなぁ、とちょっと思いました。

香港馬の応援団(旗を持ってる人たちの一番左が店長(非国民!(笑))

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