ロンシャン競馬場

ロンシャン競馬場はパリ近郊、ブローニュの森にある競馬場です。
有名な「凱旋門賞」など大きなレースが多数行われています。


★★行き方★★

パリ地下鉄の「1番」(1番でパリの中心からは「La Defense」行きに乗ればいいと思います)か、「RER C」に乗って「Porte Maillot」駅で降ります。

地図
地下鉄を降りたら、市内から来た場合には進行方向側の出口を出て、6番の出口を出るとすぐ左側が競馬場方面行きの「244番」のバス乗り場です。
そこからバスに乗って行くと15分程度で左手前方に競馬場が見えてきます。見えてすぐの「Carrefour de Longchamp」というバス停で降りると、位置としては2コーナー(右回りです)の外れあたりで降りられます。その次のバス停「Les Mouling Camping」で降りるとそちらのほうが正面入り口に近い感じでした。競馬場に行く人はどちらのバス停でも降りてましたの好みの問題かと思います。

地図ご参照ください)
帰りは近くの駅までの無料バスがあるそうですが、私は見つけられませんでしたので同じバスで帰りました。「Les Mouling Camping」の場合は交差点をはさんだ対角線の位置に帰りのバス停があります。
凱旋門賞の日は競馬場の周りの道路は大渋滞だったため、少し歩き空いたところからバスに乗って地下鉄の駅に戻りました。

ちなみに、いろいろなところでロンシャン競馬場への行き方を調べると、ほとんどの場合、オートイユ競馬場のある「Porte d'Auteuil駅」まで地下鉄で行って、そこからバスに乗るという行き方が書いてあります。そちらで行く場合は、地下鉄「10番」に乗って(Boulogne Pont de St-Cloud方面)、オートイユ競馬場のあるPorte d'Auteuil駅で降ります。(詳細はオートイユ競馬場の案内をご覧下さい)
駅を出てすぐの競馬場入り口前のところにロンシャン競馬場行きのバスは止まっていました。止まっていたバスには右のような案内が書いてありました。小さく書いてあるように、このバスは無料ではなく10フランかかりました。(まあ大した金額ではありませんが・・・)
店長が行ったときは乗ったまではいいのですがなかなか出発しないため結構待ってしまいました。ただ走り始めてからは10分程度で競馬場正門前に到着しました。確かにこれも行き方ですが、店長の個人的意見としては上にあるようにPorte Maillot駅からバスで行った方が便利だったような気がします。
(2001年5月に行ったときの情報です)

バスに書いてあった案内

<ふっちぃさんが掲示板に書いてくださった情報>(2003/5/14)
Longchampへの無料バスはあります。METROのPORTE D'AUTEUILを出てすぐのバス停の前の道路の向こうにロータリーのようなところがあり、青い字でPNAと書かれている白いバスが何台も並んでいます。これが無料バスです。Longchampからは、1コーナー側の出口を出ると、同じバスが並んでいます。
ふっちぃさん情報ありがとうございました。店長m(_ _)m

<店長追加情報>(2006/10)

@Porte d'Auteuil駅から
2006年の凱旋門賞の週末に、この駅からバスで行く方法を試してみました。上に書いてある有料のバスは確かに今回もありましたが、人数が揃わないと(満席にならないと?)出発しないと言うので時間がかかりそう。で、路線バスのバス停では日本人や外人含め結構な人数の人が待ってましたが、なにやらフランス語の案内の紙が貼ってあり、どうやらこの日はバスが来そうな気配がありませんでした(多分運休の案内?)。
なので香港の友人と一緒に徒歩を試してみました(^o^)。結局ほぼ迷わずたどり着きましたが徒歩約40分でした・・・。
歩いてる途中で、有料バスに抜かれました・・・。

A凱旋門賞の帰り
凱旋門賞の帰りは「Porte Maillot」駅へ戻る無料バスで帰りました。道は大渋滞で相当時間がかかるかと思いましたが、どうやら一般車両の通行が規制されているようで、駅まで10分とかからず到着しました。この方法いいですねぇ。次回機会があったらこの手段で帰りたいと思います(しかしバスに乗るまではちょっと列があって待ちましたが。乗り場はバス停「Les Mouling Camping」に行くちょっと手前でした(競馬場寄り))

<店長追加情報>(2007/10)
@凱旋門賞の帰り
2007年10月観戦の際も、2006年と同様に無料バスで帰りました。前回よりも交通規制がゆるいようで、なかなか空のバスが戻ってこなかったり、Morte Maillot駅までも20分以上かかりました。まあそれでも他の方法よりは早かったのかもしれませんが・・・。

Porte Maillot行きバス乗り場
★住所★
Route des Tribunes
Bois de Boulogne
75116 PARIS


★★賭け方★★

<フランス共通の買い方>

Gagnant(ガニョン):単勝
Place(プラッセ):複勝(4頭から7頭の場合1か2着、8頭以上の場合1から3着が当たり)
Jumele Gagnant(ジュムレガニョン):連勝(4頭から7頭の場合は連単(着順どおりに当てないといけない)、8頭以上の場合は連複(1・2着の順番はどちらでも当たり)
連単になる場合はプログラムに「Pari jumele dans I'ordre exact d'arrivee」と書かれています(日本語にするとたぶん「ジュムレは連単で!」と書いてある)。
Jumele Place(ジュムレプラッセ):日本で言う「ワイド」と同じです。選んだ2頭が3着までに2頭とも入ればあたり(8頭以上のレースに賭けられます。着の順番はどちらでも当たり)
Trio(トリオ):3連複(1・2・3着に入る馬を当てる。順番はどれでもよい。従って4頭選んで10フランずつ賭けると計40フラン=4通りとなります。8頭以上の場合に賭けられます)

買い方としては、「レース番号(レースごとに売ってるので言わなくても大丈夫そう)」「金額」「種類」「馬番号」の順で言います。
例えば「1レースで10フランのGagnant、3番を買う場合、「10フラン・ガニャン・スリー」といえば通じます。
窓口はミニマム金額(Wins新宿だったら1,000円単位のようなもの)で分かれているのでそれを見て適切なところに行きましょう。(10FFとか50FFとか100FFくらいに分かれています。これは一点について(馬券の合計金額ではなく)のミニマムのようです)

店長は、フランス語はアン・ドゥ・トロワ(1・2・3)までしか分かりませんが、大体どこの窓口でも英語が通じるので英語で言っても通じるはずです。(そうじゃなかったら、私の場合は4番以降が買えない・・・)
通じづらい場合は、買いたい馬券の内容を紙に書いて見せればそのとおり売ってくれると思います。

<2006/12少し改定>
時代は流れて今はフランではなくユーロです。最低掛け金は2ユーロです。


★★観戦記(店長の情報)★★
2007年10月6日・10月7日の観戦記

2006年の観戦記にも書きましたが、店長は何かロンシャンと因縁でもあるかのように今年もまた参戦です。今年は仕事の出張と重なったので、かなり偶然といえば偶然なのですが。せっかくなので週末はパリで競馬を見てから帰国することとしました。

今年はウォッカが参戦しそうでしたが、結局故障で断念。メイショウサムソンもインフルエンザで断念と、日本馬のいない凱旋門賞でしたが、3歳のオーソライズドと4歳のディラントーマスなどが出走するなかなか面白い凱旋門賞です。
まずは土曜日。この日は夜にパリ・サンジェルマンのサッカーの試合があるので、それを見に行くことにしてました。なので最終までいないとハナから決めての参戦(なんて大人な判断!)。

土曜日の入場料は4ユーロ。1レースはハンデ戦の15頭、4頭ボックスを買うも1着以外が来ずにハズレ。2レースは3,000mのGII戦。7頭なので2頭選んで表裏を買うも1頭しか絡まず。3レースは18頭のハンデ戦。これも広めに4頭買うも1頭しか絡まず。最初に予想していたのが当たってたので何かいやな予感。4レースはGIのPrix de La Foret。3頭ボックスで1頭も絡まず・・・。5レースはGIIの2,500m。3頭ボックスで買うも絡まず・・・。ここで時間的にこの日は終了。ガラガラの無料バスで戻ることに。

スタンド

ゴール板
で、翌日の日曜日はいよいよ凱旋門賞当日です。
さすがに昨年と比べると日本人は格段に少なく、そんなに混んでもいない。プログラムも山積みだし。でもやっぱり中に入ると日本人もまあまあいますね。
今回で凱旋門賞観戦は3回目ですが、過去はなぜかいつもスタンドから見てました。今回初めて下での観戦です。普通の服装でも何も問題ないのでこっちの方が店長的にはいいかも。

凱旋門賞の日の入場料は8ユーロ。で、1レースは18頭のハンデ戦。Quadrioという4連単の変形みたいなのが買えるとのことで、いろいろ検討してそれも含め購入。でも結局2着に全然ノーマークが来てハズレ。惜しい!
2レースはアベイユドロンシャン賞(GI)。昨年このレースを勝って世話になったDesert Lordがいたのでそれも入れて3頭ボックスで購入。結果Desert Lordは3着で他の馬はもう1頭が2着。2・3着でハズレ。まあ昨日よりはかすっている感じ。
3レース・4レースは2歳のGI。いつも当たる気がしないのでほんの少ししか賭けないと、結局当たらず。牝馬のマルセルブーサック賞では、5番の単勝だけを買って見てると、なんと5番がスタート前に放馬。で出走除外になってしまいました。まあこの2レースに力を入れないのは、流れの読みとしてはハズシてないかも。
5レースはオペラ賞。4頭ボックスで買うと今度は1・3着。うーん、まずい展開に。
ここで凱旋門賞の馬券も購入し、パドックへ行って見ることに。
もっと大混雑で見られないかもしれないなぁと思って行ってみましたが、結果的に結構簡単に入れました。しかも前から3列目の段くらいまで。この辺が写真が撮りやすそうだったのでここにいましたが、行きたければ一番前(ただし柵の前は一杯)まではいける状況でした。ちょっと意外。

凱旋門賞のパドック

ディラントーマス

スタンドとパドックの間

こんな帽子売ってましたド
で、馬券の方ですが、ここ数年の3歳馬の強さを見ている店長は、もう3歳馬しかないと、1頭はもちろんオーソライズド、もう1頭はフランスの3歳馬ソルジャーオブフォーチュンを選んでいろいろ買いました。
そうしたら4歳のディラントーマスが勝利。ソルジャーは直線ちょっと早めに動いた感もありましたがまあまあいいレースだったかと。オーソライズドは後方のまま伸びずという残念な結果でした。

それにしてもオーソライズドを沈めてしまう店長の力は何でしょうか?本当に恐ろしいです。今年は事前の予想では結構自信ありで臨んだのですが、結果的に競馬は難しいなぁという感じです・・・。
その後残りの2レースをかけるも当たらず。結果的に久々の2日連続逆パーフェクト。悲しい結果に・・・。

★今回の新たな発見
@スタンド内のサンドイッチ屋さんの方が、外の店より空いている。
A馬券販売機があって、それを使うといろいろ買いやすい(英語で口頭で買うと微妙に通じない場合がある)。でもフランス語しか表示案内がないのが微妙。
B凱旋門賞をゴール少し前のスタンド前で見てても、意外に混んでいない。東京競馬場のGIよりは相当空いている感じでした。

帰りは正門を出て、昨年と同じく無料バスに乗って地下鉄の駅まで行きました。行き方のところにも書いたように、昨年よりは時間がかかりましたが、無事駅までたどり着いて帰りました。

凱旋門賞前のスタンド

でも意外と混んでないスタンド前

いつも帰りに食べるホットドック屋さん

Porte Maillot行きの無料バス


★★観戦記(店長の情報)★★
2006年9月30日・10月1日の観戦記

すでに3度参戦しているロンシャン競馬場。今度こそもう来る機会もないかと思ってましたが、またまた来るものですねぇ。遅い夏休みを利用して、ディープインパクトの凱旋門賞観戦に行ってきました。

まずは土曜日。凱旋門賞は翌日なのでまあこの日は軽く肩慣らしという感じで香港の友人と同行。ホテルで待ち合わせてから、上記の徒歩40分を経てロンシャン競馬場へ到着。なんといってもディープが出走する凱旋門賞の週末なので、日本人がめっちゃ多い。ちょっと外人が多いジャパンカップくらいの状況でした(笑)。
と思ったら都合がいいことに土曜日の結果記録を紛失してしまい、詳細が分からなくなってしまいました。なので、競馬場の風景を撮ってきたのでその写真をお楽しみ下さいませ。

パドック

パドックを反対側から

こんなものも売ってました

検量室
で、翌日の日曜日はいよいよ凱旋門賞当日です。
正門を入る段階から大混雑。日本人もものすごくたくさんいて、さらに日本語の出来る係の人もいて日本人向けの体制が整っている感じ。多分以前のエルコンドルパサーの凱旋門賞出走時の教訓が生かされているんでしょうね。門を入るとまだ10時過ぎなのにすでにプログラムがなくなってました。たぶんあんまりたくさんは用意していないんでしょうがすごい人気です。
さらに中へ入ると、お土産はすでに多数売り切れ状態。あと日本語で馬券が買える(多分)窓口は超・超・超長蛇の列ですさまじい混雑。このお馬屋のページを見てもらえれば、通常のもっとすいている通常窓口で英語で買ってもそんなに難しくないと分かってもらえるんだけどなぁ・・・とか思いつつも横目で見ながら通り過ぎました。

で、スタンドのチケットを持ってスタンドへ。以前に入ったのとまったく同じところで、席指定なしの長椅子状態のスタンドです。まだ時間が早く全然人がいないので、下へ戻ってうろうろとしてました。プレスルームの入り口のところには日本の競馬番組関係の人達が多数いました。何か競馬関係者はすべてロンシャンに集結している感じ。当然ながら当日の日本の競馬番組は見られなかったのですが、どんな感じになってたんでしょうね?

で、何やかんやでレース開始。あ、その前に同行の友達がディープの馬券を買ってきたと言うので良く聞いてみると、馬券は最初の発売と同時に全レース買えることが判明。なのでディープの記念馬券とかを珍しく購入してしまいました。

1レースは4,000mのGI。なんか日本ではありえない番組の順番ですが、海外はなんだかこんな感じかなぁと。軸は当たるも相手が違いハズレ。
2レースはハンディキャップの16頭立て。2着の馬を買ってましたが1着の馬が入ってなくてハズレ。
3レースは直線1,000mのGI、アベイユドロンシャン賞。4頭BOXと弱気に賭けたらこの日初当たり!
4レースは牝馬のGI、オペラ賞。6頭立てなので、馬連はなく馬単のみの発売。買ったMandeshaは買ったのですが、2着をまったく無視していてハズレ。
5・6レースは2歳のGI。まったく当たるはずもなく終了・・・。

で、ついに7レースは今回のメイン、凱旋門賞です。ディープ単勝1.1倍です(最終的にちょっとオッズは変わったのでしょうか???)。ジャパンマネー恐るべしデス。
ここでディープが勝利して、馬券を持っていないとかなり悲しいはずだ、という理屈でディープからいろいろと馬連勝負。(さすがに単勝1.1倍は買えないし)
パドックを見に行くと、きっとレースが見られなくなると思いパドックはパス。で馬券を買ってスタンドの席に戻ろうとすると、すでに通路が人で一杯。席には友達がいるので確保されているのですが、そこまで戻れない予感。せっかく凱旋門賞で席があるのに人ごみの後ろでモニター観戦になるかと心配しましたが、何とか人ごみをかき分けて席に戻ることが出来て、無事に席から観戦することが出来ました(場所はゴール板の少し前なのでとてもよいところ)。

さてディープインパクトですが、スタートは良くていつもより前目での競馬になったディープ。3コーナーでも4番手あたり。最後の直線では外から早くも先頭に並び、歴史的勝利の瞬間が訪れたかぁ・・・と思いましたが、残り200くらいで怪しくなり、外からの差し馬にさされ、ゴール前でももう一頭にかわされ結局3着・・・。うーん、ちょっと位置が前過ぎたんでしょうか?もしくは仕掛けが早かった?とは言っても三強の中では再先着ですし、まあまあ強さは見せられたかなぁと。三強をとらえれば勝てるって思いますよね。でもやっぱり凱旋門賞は3歳馬が強いんですね。2着のPrideもなかなか良かったです。
で、結果的に馬券はハズレ・・・。まあいつもどおりメインが当たらない病気にかかっています(笑)。表彰式後、最終8レースをやってみるも20頭立てのハンデ戦でまったくかすらず終了・・・。

帰りは正門を出て、無料バスに乗ると、地下鉄の駅までものすごくスムーズに帰る事が出来ました。これは便利ですね。次からはこれを使うようにしたいと思います(笑)。

最後の直線

表彰式の頃は落ち込み気味(笑)


★★観戦記(店長の情報)★★
2001年5月31日の観戦記

すでに2度参戦しているロンシャン競馬場。もうなかなか来る機会もないなあ・・・と思っていたのですが、なんと3回目の機会ができました。今回はシャンティ競馬場のフランスダービーとエプソムのイギリスダービーがメインの出張だったのですが、フランス競馬の聖地とも言えるであろうロンシャン競馬場にも当然ご挨拶しておかなくては、ということで参戦です。(挨拶には行かない方が損が少ないという話もありますが・・・。(笑))
この日は特に大きなレースもなく、ごくごく普通の開催日でした。今回はオートイユ競馬場前からバスで来たのですが、このときちょうどテニスの全仏オープンが行われていて(オートイユ競馬場と同じ駅の近くにローランギャロスというテニス場があります)、その近辺の道は結構混雑していました。

凱旋門賞じゃないとこんなにすいている(その1)
*下の方の凱旋門賞時の写真と比べてください
すでに2回来ているので今回特に目新しいことはないのですが、凱旋門賞のときと比較すると格段にすいていました(当たり前ですね(笑))。
下の写真を見ていただけば分かるとおり、これで経営が成り立つのかと思うほどです。ロンシャンといえども年間でならすときっと経営は大変なんだろうなぁ、などと自分の懐のことは忘れて心配してしまいました。

パドック(クリックすると大きな(重い!)のがあります)

スタンド・かなりすいてます
この日は武豊騎手が騎乗していました。豊騎手が海外で騎乗しているのを見るのはたぶんものすごい昔にアメリカ・シカゴのアーリントン競馬場で見て以来です。
野球やサッカーで日本人が海外に出て行ってますが、競馬の世界では豊騎手は以前から海外に出ていますね。今回は特にフランスに滞在して、また期待されての参戦ですので応援したい気持ちでいっぱいです。
イチローや中田の話題だけでなく、豊騎手にも海外発の話題でスポーツ紙のトップなど飾ってもらいたいですね。(それにはダービーか凱旋門賞、ブリーダーズカップクラシックあたりでも勝たないとダメですかね?)
店長が参戦したこの日の成績は今ひとつでしたが、まだまだあせらずにじっくりとやって欲しいですね。

武豊騎手ですよ
結局この日は当たったりハズレたりとまあ一進一退の感じでした。まだ今回の出張でのヨーロッパ競馬初日なのでこれからに期待して競馬場をあとにしました。(帰りはPorte Maillot駅の方へ帰りました。ちょっとバスが混んでました)

ゴール前全景


★★観戦記(店長の情報)★★
2000年9月30日・10月1日の観戦記

私、店長が行ったのは、2,000年9月30日・10月1日の2日間でした。10月1日はエルコンドルパサーが昨年惜しくも2着した凱旋門賞でした。9月30日はまあ下見程度で軽くやってみようという感じで行きましたが、8レース中1レースしか当たらず、悲惨な結果でした。
10月1日、この日は凱旋門賞でした。去年アグネスワールドが勝ったアベイユ・ド・ロンシャン賞もありました。
凱旋門賞のプログラム

スタンド席への入場券
この日は、私の友達の「鈴坊」が、フランス語が堪能な奥さんに頼んでなにやら席のチケットを入手してきてくれたので、そのチケットでどこに入れるか探すところからはじめました。
いろんなところに行ったところ、スタンド2階(3階?)の席に入れてくれて、なんとも眺めのいいところで観戦できました。ちなみにこのチケットは170フランととても安く、お買い得な感じでした。(ただフランス語でメールを書かないと買えなそうでした)ちなみにこの席はドレスコードがあって、ジャケット着てネクタイ締めて行かないと入れてくれないようです。
1レースが始まる前、この席はがらがらでこれはいいな!と思っていましたが、レースが始まるころにはだいぶ席が埋まってきました。だんだん混みはじめて最終的に凱旋門賞の頃には「こんなにチケット売るなー」というくらい満員になっていました。(それでも一応は見られましたが・・・)
競馬場の雰囲気はさすがに大レースの日だけあって、ジャズバンドが演奏していたり、騎馬楽団みたいなのが演奏していたり、着飾ったご婦人たちが多数歩いていたりと何かと華やいだ雰囲気でした。
アベイユ・ド・ロンシャン賞はスタンド前直線ではなく、向こう正面の直線を使うということが分かりました。従っていままでゴール板はスタンド側に2個あると思っていましたが第3のゴール板があることが分かりました。
さて凱旋門賞ですが、パドックも超満員でした。パドックから本馬場入場の際はいつもと違ってちゃんと馬番順に入場していました(ちょっとは順番がずれてましたが)。
ビジョンでは、各馬の勝負服を芝コース上にバーチャルで映し出すなどの演出がされてました。今年は4歳馬Sinndar(シンダーとかシンダールとかいう風にカタカナでは表記されてます)と昨年の覇者で今年も好調のMontjeu(モンジュー)に注目が集まっていました。ここ6年はすべて4歳(日本で言う4歳で、フランスでは3歳)馬が勝っているレースです。Sinndar56キロに対しMontjeuは59.5キロの斤量です。
レースは直線でSinndarが抜け出し優勝、Montjeuは伸びきれず4着でした。4歳(しつこいようですがフランスでは3歳)牝馬のEgyptbandが最後伸びて2着に入りました。(直線の写真)
Sinndarの単勝(Gagnant)は2.5倍、連勝(Jumele Gagnant)は25.6倍でした。
今年は4歳馬の1・2着だったわけですが、そう考えると昨年のエルコンドルパサーはよく健闘したと思うのは私だけでしょうか?
馬券的には凱旋門賞は当たらず、他も少ししか当たらなかったため、結果的に2日間で2000フランほどの負けでした。フランスシリーズになってからあまり調子がよくありませんが、まあこんなもんだと納得して帰路につきました。
全景
ちなみに前回の訪問時より英語は通じやすかったような気がしました。
また当たり馬券も窓口ですぐ払い戻してもらえました。


★★観戦記(店長の情報)★★
1999年10月28日の観戦記

私、店長が初めてロンシャン競馬場に行ったのは、1999年10月28日でした。この日はロンシャンの秋開催の最終日のようでした。
開始時間がわからないので、11時頃に現地につきましたが、開門が11時半とのことでした。(ただし入り口の係の人は英語が通じないようで、私は持っていた目覚し時計を駆使し、やっと会話が成り立ちました)
入場券を買って入ってみると、入り口の目の前に出馬表が置いてあります(無料)。それを見るとなんと開始は14時から・・・(きっとシーズンや日によって違うんだと思いますが)。まあ初めて来たので見物しようと思いうろうろしていましたがやっぱり時間を持て余してしまいました。
平日・最終日・たいしたレースがないという条件が重なったためか、お客さんはかなり少なく、某パリーグの消化試合かと思えるほどでした。
  
入場券と馬券
ただ、競馬場は広くてきれいで、さすがヨーロッパの名門競馬場という感じでした。
新しいスタンドの横に、きっと昔使ってたのであろうかなり古い感じのスタンドもあり、趣ありといった感じでした。また1コーナーあたりにはなぜかオランダの風車みたいなものが立ってました。

コースはというと、外回りコースを使う2400mなどは3コーナー(右回りです)がずーーーっと先のほうにあって、馬がかなり小さくしか見えなくなってしまいます。しかも海外競馬場ほぼ共通の「ターフビジョンなし」ですので、何がどうなっているのか知りたい人は、スタンドの上のほうで高性能望遠鏡を持って観戦する必要がありそうです。

2つあるゴール
また、ゴール地点が2つ設定されており、レースによってその2つを使い分けているのですが、あるレースで「当たったー!」と思ったところ、まだみんな「差せー!」とか「そのままー!」(多分フランス語でそう言ってる)とか言ってるのでよく見たら1個目のゴール板の100m先位にもうひとつゴール板がありました。結局当たったからいいものの「最初から教えておいてくれー」という感じでした。(知らないのは私だけだったかもしれませんが) 
勝負の結果は1600フラン位勝ちました(国内で勝てないのに何で海外で勝てるんでしょう?)。それは非常に喜ばしいことなのですが、なぜか当たった馬券が払い戻せないという状況に陥りました。フランス語なんてわかりませんので、つたない英語で「何で払い戻せないの?」と聞くと「5分待て」とか「私はちょっとできない」みたいなよくわからない回答がかえってきました。結局最終レースが終わったところで開いてる窓口を見つけ(要はそれは払い戻しの窓口に違いないということで)、無事払い戻してもらえました。誰かこの謎につきご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

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